(翔)古伊万里 色絵 古九谷 江戸前期 寛文期 桐家紋 二重線描唐草 紅縁 四方皿 1650-1670年代前後 本物

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

古伊万里:色絵古九谷寛文期桐家紋二重線描唐草紅縁四方皿
大きな金継! 美しくし直して欲しい、です。いつの時代に欠けたの?金継ぎは数十年前、という感じですが...スルーできない大きさなので...金継を美しく仕上げて後世にバトンを渡したい!の方におススメです。
古九谷は様々な種類があります。JUST YOU 古美術萬里の出品商品、全部の色絵古九谷を画像を見ながら、説明を読みながら、比べてみて下さい。比べると解る何か、きっとあるのでは?と思います。試しにちょっと....違いが解ると面白くなる!先輩諸氏のお言葉、検証していただければ嬉しいです。
ご案内の古九谷は、しっかりした作り、三色の立派な桐家紋を斜めに、染付の見込圏線周りに大きな唐草、黒朱で縁取り加彩、紅縁仕上げの四方皿、端皿、平向付、裏二面に染付で唐草と花、他ニ面に折れ松葉散らし、高台文様に裏銘二重角福、重厚な古九谷、という印象です。
状態はかなり、かなり、なんですが....“只者ではない” オーラ、強く、強く静かに迫ってきます。スゴイ!です。
強いデザインは、器としてどう?今流行りの洋服 “着せ替えアプリ“ ”お料理盛り付け版アプリ“  もありそう、です。意外と合うお料理みつかるかも です。
状態の説明が難しいです。極小のムシクイの様な極小アタリや、極薄いニューの様なジカンの見落としがある可能性もあります。時代は補償しますが、拡大画像でご確認の上ご入札下さい。ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
初期伊万里誕生からほんの30年程後、同じ地で、日本初の色絵磁器、古九谷が誕生しました。驚異的な進歩を遂げた理由の一つは政変により国を追われた中国磁器職人たちの来日でした。官民合同の窯業産業確立に、彼らは惜しみなく技術を伝授しました。1640年代、伊万里の急激な進歩は、中国技術と日本人の高い学習能力の成果だった様です。
インスタグラムを始めました。Instagramでも販売していますkobijutsu_banri是非ご覧下さい。
時代 江戸前期、寛文期、1650~1660年代前後
口径 13.0㎝x12.0㎝全高 2.7㎝(2.5)状態  紅縁に巾25x13㎜の欠けの金継から13㎜のニュー有          (ニューは釉下に収まり、爪にかからずダメージほぼ無)          紅縁から内に5㎜の紅削げから5㎜の釉下ジカン          紅縁に4㎜の薄い紅削げから3㎜の釉下ジカン          (共にニューではなく裏に通らずダメージ無)
傷ではありませんがご確認戴きたい詳細:
紅縁に1㎜程の紅アタリ4箇所紅縁から裏側に薄いホツ有、巾3x3㎜が2箇所、2x2㎜紅縁裏側に1㎜未満の極小ホツ10箇所程有(ムシクイの様な物も多少、画像参照)
裏高台内に枝分かれの釉下ジカン表側に5㎜,6㎜の釉下ジカン有側面折れ松葉面の一つに釉下ジカン多数(共にニューではなく表に通らずダメージ無、画像参照)(ニューに見える物も多少、ダメージ無の為ジカンと判断)
極小色スレ濃淡斑滲多少裏一角に薄い煙変色有紅縁に極小ムシクイ凹凸紅斑アタリ多少極小灰振釉切釉下シワ凹凸釉スレ多少
:::::::::::古九谷は様々な種類があり、意外と多く現存しています。
日本初の磁器、初期伊万里のすぐ後の古九谷です。当時の富裕層の大量需要がなければ、多種多様の器を大量に作ることはできません。驚異的な技術進歩は、大量需要により生み出されたと考えられます
江戸初期に日本で初めて陶磁器が生産され伊万里と呼ばれました。最初の伊万里を初期伊万里と呼びます。(1610年代)
古九谷は、初期伊万里のすぐ後、寛文期前後に作られた色絵磁器です。驚異的な技術進歩により、日本初の色絵磁器が誕生しました。(1640年代)色絵は古九谷、染付古九谷は藍九谷、錆釉古九谷を吸坂と呼びます。また青磁釉・瑠璃釉・白磁は、古九谷の名称を上下いづれかに足し呼ばれる事もあります。寛文期前後は、様々な技術や様式が生まれ、淘汰された興味深い時代です。(1640年~1670年代前後)後の柿右衛門様式は古九谷のすぐ後、延宝期に確立されたと言われています。柿右衛門様式の登場で古九谷は役目を終え終了します。
なぜこの時代の伊万里が古九谷と呼ばれているのでしょうか?
半世紀程前迄古九谷は、石川県の焼き物、江戸時代の九谷焼と言われていました。昭和20年代、古九谷と呼ばれる焼き物が、実は佐賀県有田で作られたものではないかという説が登場し、九谷説と有田説の論争が始まりました。「九谷論争」です。
有田説は、江戸時代、海外へ輸出された伊万里の古九谷との共通性にありました。有田説を支持する説が諸外国でも登場します。その後、考古学的に生産地遺跡の発掘調査が双方で行われました。素地の化学分析が行われた結果、有田説で終結しました。終結後も古九谷の名称は残りました。ただ、その後も調査は続いています。疑問点がまだあり、今後の研究により更に詳細が解明されればと思います。::::::::::::::::::: ご質問等御座いましたらお早目にご連絡下さい。追加画像等でご案内致します。 お問い合わせの対応が2,3日遅れることがあります。
(月・火曜日の定休日、午後1時~7時営業時間外の場合) 御質問等は、メール又はおにて承ります。複数御落札の場合、1梱包でお送りします。  古美術萬里 TEL:0797-23-5104メールアドレス banri@ninus.ocn.ne.jp   他のオークション商品も是非御覧下さい。  古美術萬里のホームページも是非御覧下さい。 
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
御入札前にご確認下さい
時代は保証します。ご返品は落札手数料の問題でとなります。
お気になる事が御座いましたら、ご入札前に必ずご質問下さい。
追加画像、また追加説明等させて頂きます。お客様ご利用のパソコン等の色彩問題も考えられますのでご注意下さい。
入札前のお問い合わせは、おでも可能です。お早目にご連絡下さい。宜しくお願い致します。
但し、時代説明に私共の不備が御座いました場合は、ご返品をお受けします。
商品受領後7日以内にご連絡の上、ご返送ください。(期間を過ぎるととなります)
詳細はお問い合わせ下さい。
古伊万里の誕生 古九谷論争の再検討 (増訂) 伊藤和雅/著

(2023年 3月 15日 18時 43分 追加)
MOA美術館 特別展 古九谷 珠玉の小品 図録 NO95 掲載同手1999年発行

残り 7 45,000円

(221 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 11月25日〜指定可 (明日10:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥290,010 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから