◇稀ペン署名 小林秀雄『私小説論 本物 』作品社;昭和10年;初版函付;本;カバー付;装幀;青山二郎*西洋の近代小説との対比において説き起し解明

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【商品内容】 
*昭和10年33歳、日本の近代小説が負った特殊な運命を、西洋、とくにフランスの近代小説との対比において説き起し解き明した「私小説論」・小林秀雄(ひでお)の評論。1935年(昭和10)5月から8月にかけて『経済往来』に連載。同年11月、作品社刊。文壇の代表的論客となった小林秀雄が、横光(よこみつ)利一の『純粋小説論』(1935)の出現、文学者の転向などの文学状況のもとで示した文学史的展望として重要である。フランスでも自然主義爛熟(らんじゅく)の果てに、人間性再建の動きとして「私」の検討が生じたが、それを「社会化した〈私〉」とよぶことができる。ジッドの不安と自意識がそこに連なっている。これに対し日本では「私」の純化に向かい、日常性の芸術化としての心境小説が生じた。こういう展望の下で小林秀雄は日本文学の偏倚(へんい)を批判し、社会的伝統と歴史的成熟の方向を指示しながら、しかし「私小説は亡(ほろ)びたが、人々は〈私〉を征服したらうか」と警告を発して論を結んでいる。【目次】文藝時評 / 3  ・レオ・シエストフの「悲劇の哲學」 / 5  ・林房雄の「靑年」について / 27 ・「紋章」と「風雨かるべし」とを讀む / 53・文藝時評について / 73 ・A / 75 ・B / 95 ・新人Xへ / 115 ・私小論 / 135 ・一 / 137 ・二 / 151 ・三 / 166 ・四 / 182 
;状態・経年 変形新書版; ハードカバー 16.9  x 12.9 x  2.1 cm・ 197 ページ・ハンプ付;本;薄紙カバー後付;函;薄紙カバー(後)付してお送り致します:全体:画像が全てです :発送はレターパック、レターパックプラス、ゆうパック(3Kg超セット本)スマートレター(A5;厚さ2㌢以下):(台紙なしでのお送りになる場合もございます)のみを使用します (梱包材は、簡易包装になります)*)この本は、レターパックプラスの速達便の商品追跡サービス付きの手渡しの配達もできます*)なお、他の商品との同梱をご希望の方は最初の落札日より最長6日間で、必ず最初の取引連絡返信時にお知らせください。(最初に落札していただきました商品欄にて”まとめ”をご依頼してください。折り返し送料をご連絡差し上げます。また最初に落札して頂いた商品欄にて最終お取引までご連絡差し上げます。*)必ず自己紹介欄をご覧の上、入札していただきますようお願いします。*)振込み確認次第連絡しお送り致します*)領収書の発行はしておりません。振込時のレシートもしくはパソコン画面からコピーをしてください。*)申し訳ございませんが、新規の(評価なし)の方、代行入札業者様(入札落札した場合、即、評価が非常に悪いになり、落札手数料の補填分約10%の振り込みをおねがいいたします)のご入札はお断りしています。*)*商品受け取り後、当日、あるいは翌日までに受け取り連絡をできる方のみ入札をお願いいたします(できない場合は、必ずご連絡ください)通知をいただけない場合は「どちらでもない」~「非常に悪い」の評価をさせて頂く場合も。ルールをお守りいただける方のみご入札ください

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